治療方法について

治療方法は、AHI(Apnea Hypopnea Index)と呼ばれる、睡眠1時間当たりの無呼吸・低呼吸指数によって決まります。簡易検査では、AHIが40以上、精密検査ではAHIが20以上の際に保険の適応で内科的治療(CPAP)を行うことができます。

■どのような治療を行うのですか?
無呼吸の種類や患者様の病態によっても異なりますが、治療には大きく分けて5種類あります。
内科的治療(CPAP)
  ※内科的治療(CPAP)についてのQ&Aはこちらから 歯科装具(マウスピース)
外科的治療(手術)
睡眠時の体勢
生活習慣の改善・ダイエット
一般的には内科的治療(CPAP)と呼ばれる機器を用いた治療を行います。圧力のかかった空気を鼻から送り込むことにより気道の閉塞を防ぐという治療方法です。
また、睡眠時無呼吸症候群が軽症の場合やいびき症などには歯科装具を用い、下顎を上顎より前に出るように固定することによって気道の閉塞を防ぐ方法もあります。



■治療するメリットはありますか?
睡眠中の無呼吸により分断されていた睡眠がもたらす日中の眠気が改善し、集中力が上がることによって仕事の効率化、ミスの減少、事故のリスクの減少などがあげられます。ただ、眠気の自覚は個人差が大きく、重要な睡眠時無呼吸症候群があっても眠気を感じない方がいます。
また、睡眠時無呼吸症候群の合併症である生活習慣病を基礎とした疾患のリスクを軽減することができます。具体的には、高血圧、心疾患(狭心症や心筋梗塞など)、脳血管障害(脳梗塞など)があげられ、疾患を持たない方より2〜3倍のリスクがあると言われています。
睡眠時無呼吸症候群の治療を行うことで、脂質代謝を始めとする血液データの改善も見られ、「死の四重奏」を軽減出来たり、予防したりできます。

死の四重奏→治療で症状を軽減! ■治療をせずに放置するとどうなりますか?

睡眠時無呼吸症候群は、生活習慣病と密接に関係していると言われ、放置すると生命の危険に及ぶことがあります。肥満、高血圧、糖尿病、脂質代謝異常症の「死の四重奏」に睡眠時無呼吸症候群を加えた「死の五重奏」と言われることもあります。また、症状の一つである日中の眠気は、交通事故や労働災害を起こす危険もあり、早期に発見・治療を行うことが重要になってきます。


死の四重奏→治療をせず放置し、死の五重奏に…
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